救急科

センター長 ごあいさつ

私は、関西医大高度救命センターで20年間、その後、日赤和歌山高度救命センターで16年間勤務した生粋の救急医です。

その中で得た信条は4つです。

まず、全例応需の堅持、患者や施設が困って診察を救急部へ依頼する、それを断るひとは救急医ではありません。ついで、正しい診断のために画像検査、とりわけ造影CTを駆使すること。そして、得られた全データから確定診断に至る臨床推論の鍛錬。最後に、初期治療と診断を行った後、最適で間違いの無い患者の転帰の決定(disposition:帰宅させるか、入院させるか、入院ならどの科にどの時点でか)の担保です。このスタンスで、救急を通じて市民の健康保持に寄与したいと思っております。この遂行には全組織をあげての支援が必須です。

ご協力の程お願い申し上げます。

スタッフ紹介

救急科 センター長
千代 孝夫 (ちしろ たかお)
専門
  • 救急全般(特に外傷、中毒)
資格
  • 日本救急医学会専門医・指導医
  • 日本中毒学会クリニカル・トキシコロジスト認定医
  • 日本プライマリケア学会認定指導医
  • 日本集中治療医学会専門医
  • 日本蘇生学会指導医
  • 臨床修練指導医
  • 日本臨床救急医学会評議員
 

総合診療科部長 (兼 臨床研修教育センター長)
小野山 裕彦 (おのやま ひろひこ)
卒 業
  • 1981年 東北大学医学部卒
  • 医学博士
勤務歴
  • 青森県立中央病院
  • 神戸大学医学部 外科学第1講座
  • UCLA Medical Center (USA)
  • 済生会中津病院
  • 洛和会音羽病院
資 格
  • 日本外科学会 認定医・専門医・指導医
  • 日本消化器外科学会 
    認定医・消化器がん外科治療認定医
    専門医・指導医
  • 日本消化器病学会 専門医・指導医・支部評議員・学会評議員
  • 日本胆道学会 指導医・評議員
  • 日本救急医学会 救急科専門医
  • 日本肝胆膵外科学会 評議員
  • 日本腹部救急医学会 暫定教育医・評議員
  • 近畿外科学会 評議員
  • 日本医師会認定産業医
  • 臨床研修指導医
  • 日本病院協会医療安全管理者講習修了
 

 
田 田 (でん でん)
中国の医学部を卒業して大阪大学大学院へ研究留学の目的で来日、留学中に日本の臨床医療に魅了されて、大学院修了後、日本の医師免許を取得しました。初期研修を終え、引続き自身を磨きながら、救命救急医として、外国人を含めてこの地域の住民に質の高い医療を提供するように頑張りたいと思います。
 

臨床修練医
朱 海 (しゅ かい)
中国で三年間、医師として、主に救急科、他に外科、内科で研修しました。今回、臨床修練医として野崎徳洲会病院に勤務、千代センター長の指導のもと日本の先端医療技術を学んだり、日本文化を感じたりして、とても感謝しています。
 

初期研修医からのメッセージ

ABDIEV SHAVKAT (アブディエブ シャヴカット)
ウズベキスタンで6年間外科医として働いておりましたが、日本の医師国家試験に合格し平成28年度より野崎徳洲会病院にて初期研修を開始させて頂きました。千代センター長をはじめとした指導医の先生方からたくさんの事を学び、吸収できるよう努力してまいります。どうぞよろしくお願い致します。
 

平成27年 救急車受入件数

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
615 439 480 429 389 377 405 469 373 447 456 556

平成27年 救急車搬送時主訴別内訳

主訴 件数
外傷 1115
意識障害 509
腹・腰背部痛 497
胸痛 461
呼吸困難 299
整形領域 255
片麻痺・感覚障害・呂律困難 242
めまい 231
発熱 224
悪心・嘔吐 208
心肺停止 157
頭痛 137
倦怠感 127
痙攣 97
動悸 85
鼻出血(非外傷) 34
熱中症 26
過呼吸 24
体温異常 13
自損(リストカット等) 10
薬・毒物中毒疑い 8
吐下血 5
ショック 2
その他(該当なし) 669
合 計 5435

平成27年 ICDコード分類別 症例数(救急車搬送からの入院)

循環器系(I00-I99) 752
損傷・中毒およびその他の外因の影響(S00-T98) 253
呼吸器系(J00-J99) 213
腎尿路生殖器系(N00-N99) 119
消化器系(K00-K93) 115
神経系疾患(G00-G99) 112
悪性新生物・血液、造血器疾患並びに免疫機構の障害(C00-D89) 80
内分泌、栄養及び代謝疾患(E00-E90) 72
感染症および寄生虫症(A00-B09) 70
眼・耳の疾患(H00-H95) 23
筋骨格系および結合組織の疾患(M00-M99) 21
皮膚および皮下組織の疾患(L00-L99) 9
精神および行動の障害(F00-F99) 4
合 計 1843

救急外来とは?

救急外来では、軽症から重症まで救急車で来院される患者への対応、当院救急車での患者のお迎え、心肺停止などの重症患者から緊急手術への対応、そのほか様々な処置を24時間体制で行っています。症状がひどい場合や困った時は、夜間であっても迅速に受診することをお勧めします。

救急患者トリアージとは・・・

受付後、診察前に専門知識を有した看護師が症状をうかがい、緊急度・重症度を判断し、危険度の高い患者さんから優先して診察する方法です。
したがって、受付順の診察ではないため、患者さんによっては、待ち時間が長くなる場合がありますのでご了承下さい。

ある日の救急外来

救急車で意識不明の患者さんが来院
採血など諸検査と平行して点滴や酸素吸入など救命処置対応に全スタッフであたる

ガラスで指を切った患者さんの傷の処置にあたる

病院見学に来院した医学生に
臨床推論などについてレクチャーを行う

一分一秒を争う救急、徳洲会の理念でもある『断らない救急』遂行のためにも、今回の千代先生の就任は、当院にとってもまさに待望の課題解決への道でありました。より安心・安全な医療を皆様へ提供していくべくスタッフ一同精進してまいります。

救急部見学・研修・入職案内

救急部への就職(年齢や経験は問いません)から、短期~長期の研修、数時間単位の見学まで

大歓迎です、何時でも対応します。

希望者は下記フォームよりご連絡下さい。ご連絡をお待ちしております。

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