心臓センター

心臓血管の病気について


大動脈の病気

大動脈瘤

動脈硬化、高血圧などが原因で大動脈の壁が膨らんで瘤になることがあります。放置して破裂した場合、突然死となるか手術できたとしても救命する事は非常に困難になります。 破裂するまで無症状なことが多い
破裂した場合激しい疼痛、ショック、突然死

大動脈弁狭窄症

大動脈CTでわかります

上行大動脈癌

弓部大動脈瘤

胸腹部大動脈瘤(慢性解離例)

腹部大動脈瘤

放っておくと・・・

動脈瘤の直径が胸部5.5〜6cm、腹部4.5〜5cmで破裂の可能性が高くなり、手術したほうが良いと言われています。
破裂の場合、緊急手術となります。

急性大動脈解離

動脈硬化や高血圧などが原因で、突然大動脈の内膜に亀裂が入り、内膜と外膜の間に血液が流れ込み、別の腔を形成します。下記のような合併症を起こします。
上行大動脈に解離があるもの(StanfordA型)は発症早期に破裂などにより突然死となることが多いため緊急手術となることが多いです。
上行大動脈に解離がないもの(StanfordB型)は合併症がなければ血圧を下げる治療が第1選択となります。
いずれ激しい症状があることが多く、救急搬送される方がほとんどです。
早期の心肺停止の可能性があるため、一刻も早く病院へ来ていただきたい病気です。

解離の様子

解離した大動脈

合併症

1.破裂 →突然死の80%
2.血管狭窄・閉塞
→心筋梗塞
→臓器血流障害
3.拡大
→瘤形成
→大動脈弁逆流

大動脈弁狭窄症
大動脈CTでわかります

心タンポナーデ

一刻も早く病院へ
上行大動脈(A型)→緊急手術
下行大動脈(B型)→保存的治療
(臓器血流障害、瘤破裂の場合は手術)

手術

1.人工血管置換術
悪くなった血管を人工の血管に置き換える手術です。
これによって破裂あるいは出血、臓器血流障害等を防ぐことが可能となります。

2.ステントグラフト療法(カテーテル)


上行大動脈人工血管置換術の実際の手術の模様(解離例)

胸部及び腹部大動脈瘤手術

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腹部大動脈人工血管置換術の実際の手術の模様(破裂例)

胸部及び腹部大動脈瘤手術

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